YKKAPの魅力
「善の巡環」

YKKAPの特徴は、長い社歴(1934年の創業)・老舗としての設備・人材の豊富さ・安定感・
将来を見据えての堅実経営であります。
そして創業以来受け継いできた想いがあります。
その想いから生まれた独自の考え方が「善の巡環」です。
「善の巡環」は、創業者の吉田忠雄が自らが事業理念をひと言で表す為つくった言葉。
善の種をまいて善を尽くしていけば必ず報われ限りなく善は巡る。
「善の巡環」は「貯蓄」「社員=株主」「成果三分配」「知恵と努力」
の4原則から成り立つという。YKKでは、社員の給与の一部が社内預金に回され、
その一部が株式保有という形で資本に蓄積される。
その資本を元に、積極的な設備投資が行われ、利益増大へと巡りゆく。
YKKの圧倒的な開発力は、この経営哲学によって裏打ちされている。
YKKAP創業者、吉田忠雄はものづくりに挑み続け、よりよい製品を世界中に広めました。
事業を進めるにあたり、企業は社会の重要な構成員であり、共存してこそ存続でき、その利点を分かち合うことにより社会からその存在価値が認められると考えました。
仕事に取り組むときにすべての基本となる考え方それが、「善の巡環」でした。
「善の巡環」は、いかにして生まれたのか?



YKKの創業者、吉田 忠雄氏

YKK 代表取締役会長CEO 吉田忠裕氏
「善の巡環」の根底にあるのは、「利益を最大化することが目的ではなく、地域経済に根ざし、社会に貢献することが最大の目的である。」という考え方です。
吉田忠雄は1993年7月3日、肺炎のため84歳で死去したその後も
「善の巡環」はYKK精神として、脈々と受け継がれ、YKKグループ全社員の価値観の基盤となっています。
YKKAPの魅力
「最高の品質」
ファスナーで世界トップブランドの「YKK」。
建材業界でトップシェアを争う「YKK AP」。
この2つのブランドが認められているのは、とことんまで品質を追い求める“モノづくり精神”があったからです。

「より高い品質を狙うには、より優秀な製造機械が必要。納得できる製造機械がないなら、自分たちでつくっちゃえ」
「いい製品は、いい材料から生まれる」
「材料の基礎研究もやろう」
材料開発や機械に組み込まれる金型や部品の製造なども自社で行う「一貫生産」という考え方を貫いている。
すべてを自分たちの手で行うことが何より最高の商品がつくれる。
競争力の強化を第一に考えた取り組みも行っているが、一貫生産の思想は、YKKの経営の根幹であり、時代が変わっても強化を継続しています。
「一貫生産」という考え方を貫く
代表取締役社長 堀 秀充氏