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時代は・・・

「樹脂窓」

アルミの枠は熱が逃げやすい

​日本のサッシの大半は、枠がアルミでできています。

理由はアルミが加工しやすい、工場のラインがアルミ向けであるといったことにあります。

断熱性能の目安となる熱伝導率で各材料を比較してみれば明らかであります。

熱伝導率は、アルミかそうでないかで約1000倍も異なります。

樹脂サッシは、欧米や、韓国、中国等でも広く普及している高断熱サッシです。
これらの国では、高断熱性能のある窓(開口部)の使用が法制化されているため、断熱性能の低いアルミサッシなどは使えず、樹脂サッシでなければ家を新築できない地域も多くあります。 

それに比べて日本の窓は中国の最低基準以下です。

世界的にはサッシの樹脂化や木質化は当たり前になってきています。

​樹脂窓は、環境先進国ドイツで誕生して以来、欧米・中国で、省エネ推進の観点から急速に普及しています。

日本では1975年に発売開始されて以来、北海道をはじめとした寒冷地を中心に普及しています。

※世界における断熱基準比較(U値=熱貫流率)と樹脂窓の普及率

先進国の住宅では樹脂窓が主流
​日本ではわずか7%の普及率

出典: 樹脂サッシ工業会/日本(2010-2011年)、アメリカ(2010-2011年)、ドイツ(2005年) 樹脂サッシ普及促進委員会/中国(2000年)

「住まいの不満」   ランキング第3位は?


「たかが結露くらい」と言われる方がいるかもしれない。
しかし、過去に住宅の不満について住まい手1万1,000人を対象に実施したアンケートでは、結露が不満ランキングの3位に堂々入っている。

この結露、冬の窓ガラスによく見られる現象ですが、放置しておくと健康に害を及ぼす 可能性があります。 

きちんと除去しないとカビが発生しやすくなり、見た目が汚いだけでなく、 空気中に胞子を撒き散らすなどのアレルギーへの影響も懸念されます。例えばぜん息の主要な原因物質のひとつがこのカビだと言われています。

​樹脂窓の特徴は抜群の気密性

一般的なアルミ窓はガラスと窓枠は別々に販売され、現場やサッシ屋さん
で組み立てられます。

一方樹脂窓は、全て工場で加工し完成品として出荷されます。

窓枠と窓框の接する部分に気密材を取り付け、ビス止めではな
くしっかりと「溶着」されるため、外部からの風や水、音、もちろん冷気
などの侵入を確実にシャットアウト。
組み立て技術による性能のばらつきもありません。

2014年に入ってから日本の窓メーカーに、この状況を改善しようという気運が生じてきている。
現在は各社がU値1W/m2・K前後と世界レベルのサッシを発表している。
北海道や東北、日本海側の地域ではこのレベルが必須である。東京や大阪の近辺でも、U値1.5W/m2・K程度の窓が、健康で快適でありながらトータルコストを安く抑えるのに必須のアイテムだ。
メーカー側がこうした窓を発売したからには、次は設計者や工務店が使う番である。

​それでは、各メーカーの販売している最高の樹脂窓について解説をします。

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